HOME > 千仁会について
私たちは、歯科医療を通じ、皆様の口腔内の健康増進のみならず、全身的な健康、果ては生活の質の向上に貢献していくことが使命であると考えております。
歯科医療の分野も高度な技術や治療法の開発など、その進展は実にめざましいものがあります。また、患者さんの歯科医療に対するニーズが多様化するなか、それらのニーズを的確に捉え、「患者さんの立場に立った」きめこまかな対応ができることが、私たち歯科医療スタッフに求められているものであると思います。
そこで私たちは、新しい歯科医療システムの構築を目指しております。現在当院では、各科専門歯科医が在籍し、その幅広い知識と技術力を最大限に発揮することができるチームアプローチによる歯科医療を実現しております。これにより、様々な症例、様々なニーズに対応することが可能です。
私たちは、今後も地域に求められる歯科医院として高いヴィジョンを持ち、歯科医療のソフト、ハードの両面のさらなる充実を図ってまいります。何卒、よろしくお願い申し上げます。
千田 典史
どちらかというと無口な方ですが、私を乗り物に例えるとガリンコ号Ⅱだと思います。
経歴
北海道大学歯学部卒業
北海道大学大学院歯学研究科博士課程修了
米国・ハーバード大学歯学部デンタルインプラントコース修了
北海道大学歯学部臨床教授
北海道大学病院 臨床研修指導医
インビザラインドクター(認定医)
ケアマネージャー
厚生労働省認定歯科医師臨床研修プログラム責任者
ストローマンガイドプランニングアカデミーファカルティ
産業歯科医(認定医)
昭和40年9月に岩手県水沢市(現奥州市)で生まれました。父、母、姉と私の四人家族の中で育ちました。
小学生の頃
両親は、共働きだったので、いわゆる「かぎっ子」でした。「かぎっ子」といいつつも、実際に鍵を持ったのは、もっと後のことですが。自宅の裏の窓の鍵がいつも空けてあり、学校から帰るとそこから鞄を放り投げて、毎日、暗くなるまで外で遊んでいました。小川にフナ釣りに行ったり、近くの空き地に秘密の基地を作ったり、高学年になると、夏は水泳、冬はスキー、それ以外は、軟式野球、軟式テニスと外での運動に明け暮れていました。年中、真っ黒です。小学校の卒業文集の「将来の夢」は、プロスキーヤーと書いたほどです。
中学生の頃
部活は、小学5年生のときに始めた軟式テニスでした。放課後毎日練習して、土曜、日曜も練習です。ですから、またまた、年中真っ黒です。また、勉強の楽しさも、この頃から覚えました。知らなかったことを知る喜びや、できなかったことができるようになる喜びは、多感な当時の私にとって、大変刺激的なものでした。何を隠そう実は、勉強が好きでしたし、テストを受けるのが楽しみでした。3年生の時は、東京の超難関有名私立高校を目指しますが、「岩手の田舎から合格する訳がない」と言われ、尻込みしてしまい、受験することさえ断念してしまいました。しかし「結果がどうであれ、受験してみればよかった。」と今でも、後悔しています。このことが、後の私の生き方や考え方に大きな影響を与えます。「あのとき、こうしておけばよかった。」という「やらなかった後悔をしない。」という決意をした時期です。
高校生の頃
地元の進学校に進学しました。私が進学したクラスは理数科で、学年7クラスのうち、ひとクラスしかなく、3年間もち上がりです。級友は、みんな素晴らしい人たちで、いろいろな影響を受けました。部活は、やはり軟式テニス部に所属しますが、一生懸命部活に打ち込んだのは1年生までです。音楽やファッションなど、他に興味のあることが色々出てきたからです。そして、この頃、将来、歯科医師になることを決意しました。相変わらず、勉強は好きでしたし、テストを受けるのも楽しみでした。高校3年生の秋に、三浦綾子著の「氷点」を読み、北海道大学に憧れました。そして、北海道大学歯学部への進学を決意しました。
大学生当時
これ以上はない、というほど、大学生活を堪能しました。「やらなかった後悔はしない。」の信条のもと、充実した学生生活を過ごしました。昼間は、授業を一生懸命に受け、放課後は、バイトや社会勉強に明け暮れます。大学2年の春に、サーフィンを始め、週3回も4回も海に出かけていました。またまた、年中真っ黒です。夜ともなれば、バイトが終わった後は様々な社会勉強です。世の中の仕組みを垣間見た時期でもあります。医療人として、備えるべき心構えとは?企業のトップは、どうあるべきか?リーダーシップをどう発揮すべきか?歯科医療を通じての社会貢献とは?それらの回答の多くを社会勉強で見出しました。また、卒業が近づくと、国家試験の勉強をしながら、いろいろな方面の書籍を読みあさりました。そして、この時に、私の人生に極めて大きな影響をあたえた衝撃的な本に出会いました。(書籍名は、直接私に聞いてください。)
友人たちとの食事の席で、「私は将来、この札幌の歯科医療業界地図を塗り替えたい。いや、塗り替える。」と宣言したのは、卒業式を間近に控えたこの頃です。
専門性を有する複数の歯科医師とスタッフがひとつのチームを作り、一人一人の患者さんにとっての最善の歯科医療を検討し、その最善の歯科医療を提供していくシステムです。
複数の歯科医師があらゆる視点から一人一人の患者さんを診察するのでより、精度の高い診断を下すことが出来ます。
歯科医師及びスタッフが高度な専門性を有するため、幅広い専門的知識と技術を用いて患者さんにとって最善の歯科医療を提供することが出来ます。